【結果】2023春季神奈川県大会2回戦 vs県立舞岡高校

トラポンキャッチ後のWR#7川﨑君(3年)と駆け寄るOL#71渡利君(3年)

青木路彦(平成7年卒)

4/23(日) 県立白山高校グランドで行われた県大会2回戦、塾高ユニコーンズは22-0で県立舞岡高校に勝利、初戦を突破しました。

慶應のキックオフで試合開始、ファーストシリーズは、ディフェンスがランプレーは確実に止めるもサードダウンでミドルパスを決められてダウン更新、嫌な流れになりかけましたが、ラインズが果敢なラッシュでQBにプレッシャーをかけ、苦しい体勢から投じたパスを守備の要、LB#41吉川君(3年)がすかさずインターセプト、流れを断ち切りました。しかし慶應攻撃はファースト、セカンドシリーズともにダウン更新を奪えず、ボールコントロールを徹底する相手の前に0-0のまま2Qとなり、慣れない土のグランドでピリッとしない立ち上がりとなりました。

2インターで大活躍の守備の要、LB吉川君(#41)

その後アメリカ帰りの#2村木君(3年)のナイスパントリターンで好位置からスタートしたサードシリーズは、ラインとのタイミングも良くなりRB#23後藤君(2年)、RB#24須藤君(3年)、村木君のランでゲインを重ね、最後はQB#11滝澤君(3年)からオフェンスリーダーWR#15青木君(3年)にTDパスをヒット、6点先制(トラポンは失敗)となり、徐々にペースを掴んでいきます。

その後の舞岡オフェンスも3回で止め、相手のパントミスでフォースシリーズも敵陣からのスタート、ここからQB#12佐藤君(3年)が、パスを連続成功させ、TDパスはWR#15青木君(3年)がキャッチ、トラポンは期待の2年RB後藤君(#23)が決めて14-0で前半終了、折り返しとなりました。

今シーズン期待の2年RB#23後藤君

後半は慶應のキックオフリターンでスタート、最初のシリーズはTDには結びつけられずパントとなりましたが、その後の舞岡オフェンスはLB#35柳原君(3年)たちのハードタックルでゲイン出来ず、サードダウンでLB#41吉川君(3年)が、再びインターセプト!

長身ハードヒッター、LB#35柳原君(3年)

後半2シリーズ目のQBは佐藤君、売出し中の2年RB#27深澤君のナイスラン後、同じく2年WRの#31冨安君へロングパスを成功させて2つ目TDパス! トライフォーポイントは今シーズン怪我で出番が少なかったWR#7川﨑君(3年)がキャッチして22-0と突き放しました。

その後は2年生QB#49金澤君他、オフェンス、ディフェンス共に多くの若手が出場して実戦経験を積むことができ、収穫が大きい試合になったと思います。

例年、シーズン序盤に散見されるオフサイド、ファンブル、スナップ、キッキングでのミスはなくよかったものの、試合開始直後にリズムに乗れない慶應らしさは変わらずでしたので、次戦ではファーストシリーズからTDを奪っていって欲しいと思います。

4/30(日)は、嵐ヶ丘で県大会準決勝、相手は同日第二試合で南陵高校に30-0で快勝した鎌倉学園となります。同校は神奈川選抜RBでニュイヤーボウルでも走りまくった横井君(#9)とフラッグU17日本代表に選出され、塾ユニメンバーと共に米国遠征も経験している竹山君(#87)を擁する手強いチームです。

全メンバーが、基本に忠実に各ポジションの役割をしっかり果たして、まずは神奈川決勝に勝ち進んでもらいましょう!